改革派官僚をなぜ辞めさせるのか~これが真実!? [出合い系好縁]

改革派官僚をなぜ辞めさせるのかーーこれに関しての報道を掘り下げます。
人事を官僚に丸投げする枝野大臣は 結局、政治主導などやる気なし。

経済産業省の改革派官僚として知られた古賀茂明大臣官房付(審議官級)が、いよいよ退職に追い込まれようとしている。
古賀さんは2009年12月に官房付きという閑職に飛ばされて以来、仕事がなく1年9カ月にわたって「干された」状態だった。7月末に古賀さんに出会った海江田万里元経済産業相は「また会おう」と言ったが結局、再びの出合い はなく、海江田さんが先に辞任してしまった。
海江田さんの後任は鉢呂吉雄前経産相である。古賀さんは鉢呂さんに自分を使う気があるのかどうか、メールで問い合わせた。すると、鉢呂本人ではなく官房長から「大臣は使う気がない」という返事があったので、いったん辞表を出した。
ところが、鉢呂は正式に古賀の辞職を承認する前に、自分自身が"問題発言"の責任をとった形で、在任わずか9日で辞めてしまった。その後任が枝野幸男経産相である。

*** 古賀さんがいったん辞意を撤回した理由 ~これが真実!?
 古賀さんは枝野さんに対して、再び「自分を使う意思があるのかどうか、事務方を通さず、私に直接連絡してほしい。
使う気がないなら、辞めるしかないと思っている」という趣旨のメールを出した。
古賀はまた官房長から「大臣は辞めてもらって結構だ、と言っている」と聞かされ、いったん辞職の意思を固め
る。ところがその直後、枝野が会見で「(古賀の扱いは)事務方に任せている」と発言したというニュースが報じ
られた。これを聞いて古賀は辞意を撤回する。大臣の意向がいまひとつ、はっきりしなかったからだ。
大臣が「辞めてもらって結構だ」と言っているのと「事務方に任せている」のとでは、古賀にとって天と地ほどの違いがある。それは、~これが真実!?
古賀さんはかねて政権が本当に政治主導を貫くのであれば、幹部級公務員の人事は事務方に任せず、政治家である大臣自身が判断すべきだ、と訴えてきた。この点は公務員制度改革の肝にあたる。なぜなら、官僚が幹部官僚の人事を差配してしまえば、官僚組織は絶対に揺るがず、それどころか、組織の自己増殖が止まらないからだ。
公務員制度と官僚組織を改革するには、国民に選ばれた政治家である大臣が官僚の人事権を完全に行使して、官僚に与えた任務を遂行させなければならない。幹部官僚が大臣の指示に従わなければ、降格あるいは解任する場合もあったほうがいい。
だから枝野であれ、だれであれ、古賀は大臣が「辞めろ」と言うなら最初から辞めるつもりだった。ところが「事務方に任せている」のであれば、古賀を辞めさせるのは大臣ではなく事務方になってしまう。
それで辞めてしまえば、事務方が幹部級人事を差配するのを容認したのも同然である。それは古賀さんにとって受け入れられない話だった。これで枝野が民主党の改革案を先取りした形で人事を断行するつもりもないことが明白になった。ようするに、これまで同様である。
せいぜい次官や局長級人事を考える程度なのだが、それは海江田が退任直前に行った幹部人事でその中身が明らかになっている。つまり、完全に役所主導の玉突き人事である。政治主導の見る影もない。枝野はそれを見直す気もなかった。
古賀はこの枝野発言を聞いて、辞職の意思を固めるだろう。

もう1点、記者クラブの問題にも触れておきたい。
古賀の主張と存在はベストセラーになった『日本中枢の崩壊』(講談社刊)で一躍、世間に知られるようになった
が、古賀によれば、記者クラブとして「話を聞いてみよう」と古賀に声をかけたことは1度もない、という。
 古賀が7月末に海江田と直接対決したときも、多くの記者が大臣室前に詰めかけたが、古賀の会見は記者クラブの会見室ではなく、1階ロビーの片隅で即席に開かれた。会見室は使われなかった。
古賀問題に関心をもつ記者はたくさんいたはずだが、なぜ古賀をクラブの会見に呼ぼうとしないのか。対照的に
外国プレスが集まる日本外国特派員協会は6月、古賀を講演に招き、会見も開いてきた。これまで多くの外国プ
レスが古賀をインタビューし、記事を掲載している。
クラブに常駐していないテレビ朝日のディレクターが古賀問題について質問した際「他にまともな質問はないの
か」とヤジを飛ばしたクラブ記者までいたという。こういうありさまだから、記者クラブは役所との癒着が真実だ。そして、真実の大部分は報道されませんでした。今夜は結婚系の出合い系サイトを訪問する水野真由美でした。



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